一関・平泉

好天の中眺望満喫 愛好家らが登頂 室根山山開き【一関】

 一関市室根、大東、千厩の3町にまたがる室根山(895メートル)の山開きは18日、県内のトップを切って行われた。地元小学校の児童や県内外の愛好家が、シーズンの到来を喜びながら山登りを楽しんだ。【一関社会面に写真特集】

 新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となった開会セレモニーは室根山中腹の蟻塚公園で行われ、来賓ら約130人が参加。山開きを主催する市観光協会室根の小野寺規夫会長が「今朝までの雨がうそのように晴れ渡り、現在蟻塚公園の桜も満開を迎えていい眺めになっている。皆さんには足元に気を付けて登山を楽しんでほしい」とあいさつ。勝部修市長が「室根山という観光資源を気仙沼市をはじめ、周辺の皆さんの協力をいただきながらしっかりと守っていきたい」と祝辞を述べた。

 セレモニー後には来賓らによるテープカットで山開きを祝った。途中は前日の雨の影響でぬかるむ場所もあったが、参加者は道端に咲くカタクリの花などを楽しみながら、山頂まで約3・5キロの道のりをそれぞれのペースで歩いた。8合目の室根神社では安全祈願祭を行い、シーズン中の無事故を祈願した。

 同日は好天に恵まれ、山頂からは東に気仙沼湾を望むことができ、参加者は本土と大島をつなぐ「気仙沼大島大橋」や3月に開通した「気仙沼湾横断橋」などをカメラで撮影していた。

 室根山への登頂は8回目という室根東小学校6年の西城隼之介君(11)は「去年は登れなかったので来たのは2年ぶり。自分のペースで登れたし、景色もきれいで楽しかった」と笑顔を浮かべていた。

 緑のふるさと協力隊として同市に住む柳田さくらさん(26)=福岡県北九州市出身=は「赴任後に一度車で連れてきてもらった際は霧で景色が見えなかったが、きょうは遠くの景色まで見渡すことができた。参加して良かった」と初の室根山登山を満喫した様子だった。

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