一関・平泉

ピーマン大きくなあれ 室根東小2年生 苗植えに挑戦【一関】

ピーマンの苗を優しく植える室根東小の児童

 一関市室根町折壁の室根東小学校(菊池和恵校長、児童64人)の2年生14人は19日、校舎近くの千葉寿男さん(76)方でピーマンの苗植えに取り組み、楽しそうに土に触れながら6月の収穫を楽しみにした。

 同校では毎年、千葉さんの自宅敷地内にあるハウスでピーマン栽培を体験。マルチを張った畝に等間隔で穴が開けられ、児童は千葉さんの手ほどきを受けながら優しい手付きで苗を植え、ホースで水を掛けた。

 自分が植えたことを示すネームプレートも設置し、藤代美惺瑠さんは「ピーマンは野菜の中で一番好き。肉を詰めて食べるのがお気に入りなんだ」と収穫を心待ちにしていた。

 長年、地元の子供たちの成長を見守ってきた千葉さんは「ピーマン嫌いの子から『千葉さんのところで育てて好きになった』と言われたことがある。やはり自分で植えて収穫まですると食べてみたくなるんだね」と顔をほころばせた。

 6月半ばごろには収穫も体験する予定。

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