こいのぼり蒼天へ 一関市役所各庁舎で掲揚
一関地方は20日、朝から晴天に恵まれ、日中の最高気温(盛岡地方気象台調べ)が20度を超す暖かい一日となった。一関市役所本庁・各支所では、子供たちの健やかな成長と、新型コロナウイルスの早期終息を願うこいのぼりがお目見えした。
市では例年、児童福祉週間(5月5~11日)に合わせ本庁・各支所の庁舎前にこいのぼりを掲揚。2020年度は新型コロナウイルス感染症を踏まえて本庁舎での掲揚の行事を中止したが、21年度は新型コロナ終息の願いも込め、同市山目の一関あおば保育園(佐々木里美園長)の5歳児24人と勝部修市長が一緒にこいのぼりを掲げた。来月14日まで掲揚する。
風が吹き、空を泳ぐこいのぼりを見て鈴木心春ちゃんと千葉陽菜乃ちゃんは「うれしい」と喜んでいた。
日中の最高気温は、一関22・9度、千厩20・8度まで上昇し、5月下旬並みの暖かさとなった。
同気象台によると、向こう1週間は高気圧に覆われて晴れる日が多く、期間の後半は気圧の谷の影響で曇る日もある見込みという。