北上・西和賀

春光浴び美しく 西和賀・児童がカタクリ観察

咲き始めたカタクリを観察する沢内小3年生ら

 西和賀町立沢内小学校(長谷川幸代校長、児童80人)の3年生8人は21日、同町の安ケ沢かたくり群生地でカタクリを観察し、地域の豊かな自然に親しんだ。

 同町の出前講座の一環で、町雪国文化研究所研究員の小野寺聡さんが講師を務めた。児童は好天の下、群生地を散策し、咲き始めた赤紫色のカタクリのほか、ミズバショウやキクザキイチリンソウ、クロサンショウウオの卵など植物や動物などを確認して回った。

 町の花のカタクリと町の木のブナの関係性について小野寺さんは「カタクリは光がないと栄養がたまらない。森の中のカタクリは雪が消えるとすぐに芽を出し、木の葉が茂るまで光合成する。ブナの木は山の木で一番早く葉が出るので、ブナの木の下にカタクリはほぼない」と解説。群生地については「各地から訪れる人に見てもらうため、地元の人が森を整備したり、手すりを付けたりして頑張っている」と語った。

 髙橋ひなたさんは「カタクリはきれいだったし、杉の木の下には咲かないことなどを知った。自然をきれいにしていきたい」と思いを新たにしていた。

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