北上・西和賀

読書の証し満開に 台紙へ桜スタンプ 中央図書館 周年事業で記念品【北上】

「本を読んで展勝地の桜を満開に」と、本のスタンプラリー利用を呼び掛ける市立中央図書館の中野主任

 本をたくさん読んで“展勝地の桜”を満開にしよう―。北上市本石町の市立中央図書館は、市民の読書推進を図ることを目的に、同市の「トリプルアニバーサリー」にちなんだ「本のスタンプラリー」を展開している。

 スタンプラリーは、展勝地の桜の木をイメージした専用台紙に、本を1冊読むごとに花びらの形をしたピンク色のスタンプを一つずつ押していく。スタンプは同館のほか、江釣子図書館、和賀図書館、自動車文庫「ともしび号」に用意している。

 同市は今年、「展勝地開園100周年」「第60回北上・みちのく芸能まつり」「市制施行30周年」のイベントが重なり、「キタカミトリプルアニバーサリー2021」としてさまざまな記念事業を展開しており、これに併せて実施する。

 スタンプラリーでは、30冊でオリジナルデザインしおり、60冊でクリアファイル、100冊では特製の巾着袋を記念品としてプレゼントする。クリアファイルと巾着袋は数量限定で、なくなり次第終了となる。

 中央図書館の中野知直主任は「実際の展勝地の桜は散り始めているが、自分のペースで本を読み、台紙の中の桜をいっぱい咲かせてほしい」と話している。

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