「結果で恩返しを」 県警・佐々木選手 五輪へ決意【岩手】
4月29日に行われたライフル射撃の東京五輪代表決定戦・女子ピストル種目で佐々木千鶴選手(35)=県警、盛岡市出身=が初の五輪切符を手にした。同射撃の五輪代表は県人初で、佐々木選手は「結果で恩返ししたい」と決意を語った。
2016年の岩手国体に向けた選手発掘で、11年に父正広さん(59)が監督を務める県警拳銃特別訓練部に入り競技を開始。岩手国体で優勝し、16~19年のワールドカップにも出場した。
五輪代表決定を受け、佐々木選手は「世界で戦えるにはまだまだレベルアップが必要。もっと成長し結果で恩返しができるよう頑張りたい」とコメント。30日に県警本部で会見した正広さんは「皆さんの応援があったからこそで正直ほっとしている。五輪に出場する以上は結果を残せるよう準備を進めたい」と話した。