花巻

震災支援に感謝 花巻温泉 台湾パインを購入

パイナップルは4月29日に到着し、その日のうちにカットし、冷凍保存された
▲台湾産パイナップルを手にする花巻温泉の安藤社長

 花巻市湯本の花巻温泉(安藤昭代表取締役社長)は、台湾産パイナップル6トンを購入した。台湾産パイナップルはこれまで主に中国向けに輸出していたが、今年3月に中国が輸入を停止しており、国内で支援の動きが広まっている。花巻温泉では7月ごろまで園内のホテルのバイキングで提供。東日本大震災発生時に200億円を超える多額の支援をしてくれた台湾へ、感謝の気持ちを示す。

 同温泉には2019年に台湾から年間4万3000人が宿泊している。台湾の日系旅行コンサルティング会社「向日遊」から相談を受け、パイナップルの購入を決めた。

 パイナップルは台湾の屏東県産で、4月29日にトラックで約5000個が到着。コック約30人でカットし、冷凍保存している。同30日からバイキングで振る舞われているほか、加工品の製作も計画している。

 同日にはホテル千秋閣で、台湾側とリモートで結んで到着レセプションが行われた。屏東県の呉麗雪副知事は「大量のパイナップルの購入に尽力していただき感謝している。日本の方にもパイナップルのおいしさを楽しんでほしい」と謝意を述べた。

 台湾産のパイナップルは甘みが強く、芯まで食べられるのが特徴。レセプションで切り分けられたパイナップルが振る舞われ、全員で味わった。

 安藤社長は「これだけの量の台湾産パイナップルが味わえるホテルは県内でもここしかない。食べることが支援につながる。新型コロナウイルスが終息し、また台湾から多くの人が花巻温泉に訪れてくれることを願っている」と話している。

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