一関・平泉

青空の下 田植え盛んに きょう立夏

初夏を思わせる陽気の中、家族総出で行われた田植え作業=一関市中里字上大林地内の圃場

 5日は二十四節気の一つ「立夏(りっか)」で、暦の上ではこの日から夏が始まる。4日の一関地方は高気圧に覆われた影響て朝から青空が広がる好天となり、最高気温は一関で22・6度、千厩でも20・4度(盛岡地方気象台調べ)と1週間ぶりの20度台を記録。日差しの下では汗ばむ初夏を思わせる陽気の中、圃場(ほじょう)では大型連休を利用して家族総出で田植えを行う様子が見られた。

 一関市と平泉町とにまたがる一関遊水地第1地区内に圃場を持つ小岩英雄さん(71)=同市狐禅寺字峯下=方では同日から今季の田植えを始め、作業にはこの春修紅短大に入学したため、盛岡市内の実家を離れて祖父の小岩さん宅から通学している菊池梨華さん(18)も参加。これまで大型連休中に家族と訪れては何度も手伝いをしてきたとあって、田植え機を操る小岩さんが苗を補充に来るたび、慣れた手付きで青々と成長した苗が詰まった育苗箱を手渡していた。

 同気象台によると、5日の県内は前線の影響で曇り、夕方から夜の始め頃にかけて雨の降る所が多くなる見込み。

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