わくわく和紙面塗り 親子で体験楽しむ 鬼の館【北上】
工作や和紙面塗りなどが体験できる北上市立鬼の館の「子どもの日わくわくイベント」は5日、同市和賀町岩崎の同館で開かれ、親子連れらが迫力ある鬼剣舞の面を完成させた。
市少年少女発明クラブの協力で2種類の工作に取り組んだほか、和紙面塗りでは、市内外の親子約40人が成島和紙と張り子紙を型に合わせ作った鬼の面にアクリル絵の具で色を塗った。
同館専任研究員の髙橋洋子さんは、踊りが人々の幸せを願っていることや面の色の種類などを解説。参加者は青、緑、赤、白、黒から好きな色を選んで面に塗った。
ドライヤーで乾かしながら見本に沿ってひげや眉、しわ、目、牙などを丁寧に描き込み、最後にひもを通して仕上げた。
同市内の飯豊小学校2年の加納悠翔君(8)は「好きな青の面にした。ひげを描くところが難しかったけど楽しかった。家に帰って着けてみたい」と話していた。