県内外

医療従事者を激励 岩手日日 北上、西和賀へ「感謝の千羽鶴」

髙橋市長(右)に「感謝の千羽鶴」を贈る岩渕支社長
佐藤局長(左)から千羽鶴を受け取る小原院長

 岩手日日新聞社(山岸学代表取締役社長)は6日、「みんなからのありがとう―感謝の千羽鶴―」企画で寄せられた千羽鶴を北上市と西和賀町に寄贈した。千羽鶴は新型コロナウイルスワクチン接種会場となる医療機関に届けられ、医療従事者に感謝の気持ちを伝える。

 同社は新型コロナウイルス感染拡大の中、命を守る最前線で活動する医療従事者に「ありがとう」の気持ちを届け、励ましの一助になればと企画。2月下旬から3月上旬までの間、独自デザインの折り紙を新聞紙面に掲載し、県南部を中心とする発行エリアの購読者に呼び掛けて鶴を折ってもらった。

 社員も製作したほか、北海道苫小牧市立啓明中学校から生徒の卒業制作3000羽が届くなど、市販の折り紙で折った鶴も含め約1万5000羽が集まった。折り鶴は1000羽ずつつないで14組が完成。県南部の各市町などを通じ医療機関に贈られる。

 北上市役所で行われた贈呈式には中部支社の岩渕求支社長、本社報道部の佐藤浩副部長らが出席し、佐藤副部長が趣旨を説明。岩渕支社長は「思った以上に寄せていただいた。医療従事者に何かしたいという思いがあったのでは。一人ひとりの思いが込められたこの千羽鶴が、少しでも医療従事者の皆さんの励ましになれば」と語り、プラスチックケースに収めた千羽鶴を髙橋敏彦市長に手渡した。

 同社には折り鶴のほか、医療従事者への心温まるメッセージも数多く寄せられた。髙橋市長は「多くの気持ちがこもった千羽鶴を寄贈いただき、ありがたい。ワクチン接種を控え、医療従事者には休みを返上して対応していただいており、千羽鶴が目に入ると活力になると思う」と謝意を示した。千羽鶴は12日から高齢者の集団接種会場となる北上済生会病院に置かれる予定。

 西和賀町では、同町沢内字大野の町立西和賀さわうち病院に千羽鶴が贈呈され、同社の佐藤進メディア総合本部編集局長兼販売局長から小原眞院長に手渡された。

 佐藤局長は「大変な思いをしている医療従事者の方々への感謝、励ましの気持ちが込められている。場所をお借りし、見る人にほっと一息ついてもらいたい」と思いを語った。

 小原院長は「予防活動も含め、役場と力を合わせて取り組んでいる。東日本大震災の時も心のこもった支援や絆が力になった。職員もストレスを抱えている中、心が和む物を頂きありがたい」と話していた。

 同院では、16日を皮切りに毎週日曜日に高齢者のワクチン接種が行われる。プラスチックケース入りの千羽鶴は正面玄関付近に飾られる予定。

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