一関・平泉

演奏、思い熱く アマバンド6組出演 ザ・ロックフェス【一関】

アマチュアバンドが出演し会場を盛り上げた「ザ・ロックフェスティバル」

 一関文化センターが主催する音楽イベント「ザ・ロックフェスティバル」は9日、一関市大手町の同センターで開かれ、高校生グループなどアマチュアバンドが熱い演奏を繰り広げた。

 毎年恒例の市民参加型音楽イベントで、13回目の今年は一関一高軽音楽部員の4人で結成したガールズバンド「Mary Tune」をはじめ、「ホルモンズ」や「Cast√De―Ray」、「ON THE ROAD」など、県内を中心に活動する6組が出演した。

 このうち、Mary Tuneは、Eveの「廻廻奇譚(かいかいきたん)」のコピーなど弾けるエレキサウンドを会場に響かせた。オリジナル曲「クロッカス」はメンバーが男性目線で書いた失恋ソングといい、アコースティックギターに乗せて切ない思いを歌い上げた。

 友人同士で訪れた一関一高3年の佐藤帆乃香さん(17)と大貫亜弥さん(17)は「友達が出演したので聴きに来た。歌いながら楽器を演奏したり、複数の楽器を演奏したりしていて、自分にはできないことなのですごいと思った」と話していた。

 演奏を終えてMary Tuneメンバーの菊池花恋さん(17)らは「15日に校内で行う演奏を最後に、自分たち3年生は引退する。きょうは楽しくできたので100点だった」と語った。

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