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新型コロナ/高齢者1人死亡 新規感染15人【岩手】

 県と盛岡市は9日、新たに新型コロナウイルスで入院中の患者1人が死亡し、10歳未満~80代の男女15人の感染が確認されたと発表した。重症者はいない。県内の患者累計は1091人となった。

 死亡したのは基礎疾患がある65歳以上の高齢者で、死者は計35人。

 クラスター(感染者集団)関連では、奥州市の高齢者施設関連で隣接する高齢者施設に入所する80代男性2人が感染し計73人となった。

 盛岡市の40代自営業、10歳未満、50代パートの女性3人と、20代男性、滝沢市の60代男女2人の計6人は、家族・親族関係にあり、感染が判明した患者と会食などで接触があった。盛岡市の県県土整備部職員の20代男性は職場同僚の接触者で、県は県庁内の事務室などを6日に消毒した。同市の30代女性は患者の同居家族で、この家族の感染者は計7人となった。

 盛岡市の10代女性は県立学校の児童生徒で、学校は10~12日に臨時休業の措置が取られ、10日に消毒が行われる予定。

 このほか、一関市の40代と80代の男性2人、県央保健所管内の30代女性、宮古市の60代会社員男性は、いずれも感染経路不明となっている。

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