奥州・金ケ崎

ヘアドネーションたたえ 齋藤さん兄弟に特別賞【金ケ崎】

ヘアドネーションを続け、個人特別賞を受賞した齋藤櫻華さん(右)、琥煌さん兄弟

 ライオンズクラブ国際大会332―B地区第67回年次大会では、各分野のアワード表彰が行われた。このうち、長年ヘアドネーション(髪の寄付)に取り組んだ金ケ崎町の齋藤櫻華さん(14)=金ケ崎中3年=、琥煌さん(12)=同1年=兄弟には、ガバナーアワードの個人特別賞が贈られた。

 齋藤さん兄弟はともに3歳から髪を伸ばして3、4年に1回カット。これまでに櫻華さんは3回、琥煌さんも2回それぞれ35~45センチの髪を提供している。

 2人は幼少から病気や事故で頭髪を失った子供たちに心を寄せ、洗髪や長い髪を乾かす手間もいとわず、学校の許可も得て10年前後にわたり取り組みを継続。地域社会に貢献し、顕著な活動をした人物の功績をたたえる個人賞に選ばれた。

 兄弟で取り組んでいるのが共に「心強い」といい、今後も髪を伸ばして提供し続ける意向。表彰を受けて櫻華さんは「髪をきれいにすることを心掛けてきた。役に立ててうれしい。困っている方々に喜んでもらえるよう、これからも丁寧に髪を扱いたい」と喜びを語り、琥煌さんも「困っている人たちがかわいそうだと思った。時間をかけて伸ばしたことを誇りに思う」と笑顔で話した。

 2人は奥州市江刺、仙台市に通ってダンスを習っている。櫻華さんは「うまくなってプロになりたい」、琥煌さんも「ひたすら練習してうまくなりたい」と、長髪のダンサーとしても力強く決意を語った。

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