奥州・金ケ崎

爽快初ショット GG常設コース整備 青少年の家、40周年で【金ケ崎】

14日にオープンした県南青少年の家のグラウンドゴルフコースで、打ち初めを楽しむ参加者

 金ケ崎町永沢下舘の県立県南青少年の家で14日、常設のグラウンドゴルフ(GG)コースがオープンした。同施設の開所40周年記念事業の一つで、町内では唯一の常設コースとなる。町GG協会の各支部をはじめとする利用団体に日にちを決めて無料開放し、施設と競技の振興に役立てる。

 コースはテニスコートの跡地で、その後はテントサイトとして使われてきた1961平方メートルの区域に設けた。ホールポストまでの直線距離が15、25、30、50メートルのホールを各1組ずつ、計8ホール備える。もともと水はけが良く、同施設が貸し出しのクラブなどの備品を備えていたこともあり、40周年に合わせて町GG協会(宮舘正行会長)の監修で整備した。

 同協会各支部の利用日は毎週火、金曜の午前9時30分~正午とし、前日午後5時までに申し込む。協会以外の団体の利用は、5日前までに予約する。予約を振り分けることで、テントサイトとしての機能も維持する。

 初日は使用開始式でオープンを祝った後、同席した同協会三ケ尻支部員と職員らが打ち初めの交流戦を楽しんだ。監修に携わった一人である三田明夫同協会事務局長(84)は「グラウンドゴルフは交流の楽しさや煩雑でないルール、ホールインワンの感動が魅力。今回のコースはとても水はけが良い」と話した。

 同施設の佐藤寛所長は「せっかく地域から世話をしていただき完成したコース。まずは町内の方々に使っていただき、ゆくゆくは町外の方々の使用や多世代交流などに役立て、生涯スポーツに寄与できれば」としていた。

 今後も記念誌の発行やみどりのキャンバス・ふれあいフェスティバル(8月29日)、サッカーフェスティバル(9月)などの記念事業を通じ、同施設を再周知していく考えだ。


【訂正・16日付】学校関係の団体の利用は可能でした。

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