中部で教育保育施設クラスター コロナ感染 県内新規28人【岩手】
県と盛岡市は15日、新たに10歳未満~70代の男女28人の感染が確認されたと発表した。重症者はいない。県内の患者累計は1206人となった。県は中部保健所管内の教育保育施設でクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。
北上市と中部保健所管内では、接触歴のある10歳未満~70代の男女13人が感染。このうち数人は教育保育施設と関係がある。県は接触歴などの詳細を非公表とした。累計は10~15日公表分の22人で、内訳は利用者8人、職員2人、利用者の家族など接触者12人。今後、利用者ら50人程度を検査し封じ込めを図る。
盛岡市では20~40代の男女8人が感染。このうち30代会社員男性は、クラスターが発生した飲食店の利用者だった。
滝沢市1人、県央保健所管内5人、宮古市1人が判明した。
このほか、入院中の重症患者1人が回復し、重症者は2人となった。