新型コロナ/新規感染25人 累計1300人【岩手】
県と盛岡市は20日、新たに10歳未満~70代の男女25人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。重症者はいない。県内の患者累計は1300人となった。
患者の内訳は、盛岡市13人、滝沢市と北上市各4人、花巻市2人、県央保健所管内と奥州市各1人。
奥州市では、クラスター(感染者集団)が発生した高齢者施設職員の同居家族で、60代団体職員男性が判明し計77人。北上市の4人は、いずれも同一の場所に勤務している。花巻市の70代男女の接触歴は非公表。
盛岡市では、学生6人と家族1人を含めた7人を学校クラスターと認定。累計はこれまでの患者5人を含め計12人。学生は2日に複数人で宿泊を伴う外出をしていたという。
このほか、市は利用客の特定に向け、店員2人が感染した同市青山の飲食店「やきとりかつ」を公表した。
県は20日、これまでの患者4人から変異株「N501Y」が検出されたと発表した。県内累計は13人となった。
岩手大は同日、学校関係者6人の感染が確認されたと発表した。28日まで学生の上田キャンパス入構と課外活動を禁止にした。