一関・平泉

新型コロナワクチン集団接種始まる 市総合体育館に179人【一関】

新型コロナワクチンの集団接種が始まった一関市。接種を受ける高齢者(左)

 一関市が実施する新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種は22日、同市狐禅寺の市総合体育館(ユードーム)で集団接種が始まった。初日はコールセンターとインターネットで申し込んだ市内の高齢者180人のうち、予約取り消しの連絡があった1人を除く179人が1回目の接種を済ませた。市によると、接種後に副反応が見られた高齢者はいなかった。高齢者向けの集団接種は、7月下旬まで毎週土日にユードームで行われる。

 同日は午後1時30分の開場前から予約していた高齢者が次々と訪れた。玄関近くで検温などの受け付けを済ませた高齢者は、メインアリーナ内で問診、医師による予診の後、接種を受けた。

 インターネットで予約したという同市萩荘の菊地敬喜さん(70)は「思っていたよりもスムーズで、(接種時に)痛みも感じなかった。体調も特に変化はない」と話していた。

 市新型コロナワクチン接種対策室によると、初日は接種前に注射針が外れた1回分を廃棄したという。同室は「外れた際に漏れ出し、規定量に満たなかったことを考え、念のためにそうした」としている。

 同市では、ファイザー社製ワクチンを使用し、16歳以上の市民約10万人に接種を行う。このうち、高齢者の対象人数は2021年度中に65歳になる人を含めた約4万3000人。4月12日に先行スタートした高齢者施設入所者(約3000人)に続き、今月17日からは施設入所者以外の一般高齢者を対象に市内51医療機関で個別接種が始まった。

 集団接種は、市医師会や一関薬剤師会などが全面的に協力し、土曜日午後2時から5時まで、日曜日午前9時から正午までと午後1時から4時まで接種できる態勢を整えた。

 初日の集団接種を終え、市新型コロナワクチン接種対策室の松田京士室長は「予定時刻よりも早く終了した。スムーズにできたと思う。今後は市医師会と協議しながら、1日の接種人数を増やせるよう検討していきたい」と語った。

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