一関・平泉

サッカー通じ素直な心学ぶ 川崎保育園 講師招き教室【一関】

元気いっぱい駆け回り、サッカーを楽しむ川崎保育園児

 一関市川崎町薄衣の川崎保育園(千葉悦子園長、園児61人)で26日、外部講師によるサッカー教室が開かれた。園児たちがボールを使った遊びを楽しみ、元気いっぱい体を動かした。

 県サッカー協会キッズ委員会の「ニットーキッズ巡回指導」で、同園保護者会(佐藤健会長)の行事として実施。指導スタッフの鈴木道将さんと千葉輝充さんが講師を務め、4、5歳児の約30人がドリブルやミニゲームを体験した。

 鈴木さんと千葉さんはレッドカードやイエローカードのほか、フェアプレーをたたえる「グリーンカード」の意味を教え、相手を気遣ったり素直に謝ったりする心の大切さを伝えた。

 園児たちはボールを抱えての追いかけっこ、ゴールへのシュートを目指すミニゲームに挑戦。ぶつかったら「ごめんね」、転んだ友達には「大丈夫」と心配する姿もあり、グリーンカードを受けて大喜びだった。

 初めてサッカーをした金今澄ちゃん(4)は「走るのはちょっとだけ疲れるけど好き。サッカーも楽しかった」とにっこり。千葉園長は「子供たちはみんな楽しみにしていたし、いつもと違う先生に教わることはないので、良い体験になったはず」と話していた。

 同園では2021年度、秋にも同様のサッカー教室開催を予定している。

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