ぬくもり多彩パッチワーク 愛好者の会作品展 石鳥谷図書館【花巻】
花巻市のパッチワーク愛好者でつくるパッチの会(小澤悦子会長)による作品展「私達のパッチワーク展」は、同市石鳥谷町の石鳥谷図書館市民ギャラリーで開かれている。多彩な柄の布を組み合わせたカラフルな作品が会場いっぱいに飾られている。6月2日まで。
同会は約20年前、パッチワークの市民講座受講者が制作を続けようと立ち上げた。現在も、市内在住者を中心に60~80代の19人が所属。同市花城町のまなび学園で月2~3回活動している。
会場には、古着や着物の端切れなどを使い、模様の違う正方形や六角形を手縫いで組み合わせ、華やかなデザインに仕上げたタペストリー、ネクタイを素材に使用したバッグなどが並び、手作りのぬくもりを伝えている。
タペストリー作品の中には、1~2年かけて仕上げたという縦横約2メートルの大作もあり、来場者の目を引いている。
小澤会長(71)は「広い会場なので、大きなサイズの作品も展示できた。会員それぞれの丁寧ですてきな作品を見てもらいたい」と話している。
開催時間は午前10時~午後5時(最終日は3時まで)。入場無料。