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「縄文遺跡群」世界遺産へ ユネスコ諮問機関 御所野(一戸)など登録勧告

「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する一戸町の御所野遺跡(町教委提供)

 日本最大級の縄文集落跡で知られる三内丸山遺跡(青森市)や御所野遺跡(一戸町)など17の遺跡で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田各県)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が世界文化遺産への登録を勧告した。文化庁が26日、明らかにした。登録が決まれば、本県では「平泉」、釜石市の橋野鉄鉱山・高炉跡を含む「明治日本の産業革命遺産」に続き3件目となる。

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 達増拓也知事 長年にわたり遺跡の保全や登録の実現に尽力してきた一戸町をはじめ、関係自治体・団体に敬意を表するとともに、登録に向け大きく踏み出せた喜びを県民と共有したい。勧告通り世界遺産一覧表へ記載されるよう、引き続き全力で取り組みたい。

 田中辰也一戸町長 御所野遺跡を含む縄文遺跡群の価値が、世界遺産にふさわしいとの評価を海外の専門家にも広く認めていただきありがたい。長年の念願である世界文化遺産登録に向けてさらに確実性を増したものと心強く、本登録に向けて町民一同期待を大きくしている。

momottoメモ

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