北上・西和賀

東部道路来月開通 北上市 キオクシア拡張備え 工業団地に新たな幹線路

6月1日に開通する東部道路。南側の交差点には信号機が新設された=28日、北上市北工業団地

 北上市が北上工業団地内で整備を進めてきた、東部道路と飯豊14号の市道2路線(延長1250メートル)が6月1日午前10時に開通する。半導体大手・キオクシアの第2製造棟建設に備え廃止予定の市道川原町南田線の一部区間に代わり、同団地の幹線路として活用される。

 市は、北上工業団地拡張事業の一環で2018年度に2路線を着工。東部道路(両側歩道、全幅16・5メートル、延長900メートル)、飯豊14号(片側歩道、全幅13メートル、延長350メートル)の整備を進めてきた。

 南側の交差点は交通量が多いことから、信号機を新設。北側交差点の接続工事も進めた。これまで直通で一本だったルートが南側の二カ所で右左折が必要となるが、市は「川原町南田線(廃止される一部区間)と遜色ない道路幅で、幹線路の機能は充足している。代替路としての機能も十分果たせる」(企業立地課)と説明する。

 川原町南田線は同工業団地団地を通り、花巻市とJR北上駅東口方面を結ぶ主要幹線路だが、北上市はキオクシア第2製造棟建設、一大事業所集積には必要不可欠な事業用地と判断。キオクシアの申し出を受け、600メートル区間を同社に払い下げる。5月6日から全面通行止めとなり、市議会6月通常会議で同区間の廃止、7月臨時会議で払い下げの議案を提出する。

 同課の高橋剛課長は「事前に団地内の企業、地域住民にも説明し、理解を得ながら進めてきた。工事は順調に推移し、これまでの協力に感謝したい」と謝意を示す。

 市は、周辺の市道宿成田線の拡幅工事を進めており22年度に完了予定。同工業団地内では21、22年度の2カ年で環状交差点も整備する。高橋課長は「引き続き道路状況と交通量を注視しながら、求められる整備に対応していきたい」と話している。

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