一関・平泉

コミュニティバス 実証実験スタート 町、来年度本格運行へ 平泉駅起点に3路線

平泉町コミュニティバスの実証運行が始まり、出発式でテープカットする関係者

 平泉町は1日、公共交通に不便が生じる地域の解消に向け、コミュニティバス交通の実証実験を開始した。運行コースはJR平泉駅を基点とした平泉地区1路線、長島地区2路線の計3路線。実証実験は2022年3月まで行い、6月は無料で、7月以降は有料で運行する。町では利用者の意見などを反映しながら22年度の本格運行につなげたい考えだ。

 出発式はJR平泉駅前で行われ、町関係者、来賓の10人が出席。青木幸保町長は「町民の思いが込められたバス運行が始まった。利用する方々の声を吸い上げ、より良い運行につなげたい。新型コロナウイルス感染拡大で制限を受ける中で新しいまちづくりの一歩にしていきたい」とあいさつ。運行を受託する一関地区タクシー業協同組合の伊藤利幸理事長は「利用者のために安全安心な運行に努めたい」と決意を語った。

 同日は長島地区2路線(東西、南北各ルート)のうち南北ルートを運行。同地区専用の14人乗り車両の前で、青木町長と伊藤理事長、髙橋拓生町議会議長がテープカットで運行開始を祝った。

 コミュニティバスは路線バス廃止やルート変更などで生じた交通不便地域の解消、高齢者の交通手段を確保するため、乗り合い方式で運行する。運行コースは、平泉地区(車両は10人乗りジャンボタクシー)は毎週月、木曜日の2回、午前と午後の各1便運行。長島地区は東西ルートは毎週月、木曜日の2回、南北ルートは毎週火、金曜日の2回でともに午前と午後の各1便運行する。各コースのうち週1回は同駅からジョイス平泉店までコースを延長する。ただし同駅からジョイスのみの乗車はできない。

 7月以降は、基本運賃を片道(1回)300円、65歳以上は200円などに割り引く。

 利用には登録が必要で、町が発行する利用者カードを乗車時に提示する。町によると今月1日現在で173人が登録済み。

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