奥州・金ケ崎

【新型コロナ】ワクチン廃棄防止へ 「バンク」創設し対応 金ケ崎町

 新型コロナワクチンの接種で金ケ崎町は、急なキャンセルなどによるワクチンの廃棄が起きないよう「もったいないバンク」を創設して対応している。まず接種に従事する医療従事者等として町職員を対象に登録し、余剰が発生した場合は接種に回している。今後は集団感染のリスクを考慮し、町内の通所型福祉施設や保育施設の従事者のうち町民を登録する方針。

 ワクチン廃棄を防ぐ同様の取り組みは、全国の市町村でも広がっている。同町はこれまでファイザー社製のワクチンを使用。解凍や希釈など後戻りのできない行程があるため、急に接種予定がなくなる場合は廃棄のリスクがあった。

 同町のもったいないバンクは、町による本格的な接種が始まった5月に創設した。余剰ワクチンでの接種は当面、窓口業務に当たっている職員を優先。登録した職員を医療従事者等と位置付けるため、接種券の発行は必要ない。

 5月30日現在、職員151人が登録。余剰ワクチンを使い、このうち23人が免疫獲得に必要な2回の接種のうち1回目を受けた。

 今後登録者に加える予定の福祉・保育施設の従事者は、町が接種券を発行できる対象として町民に限定する。

 同町は5月28日現在、高齢者施設の入居者と従事者のうち725人、65~89歳のうち606人が1回目の接種を終えている。16~64歳の対象者には6月末に接種券を発送する見通し。64歳以下の接種も国が示す優先順位に基づき実施するとしている。

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