花巻

花巻空港 安心利用を 抗ウイルス剤コーティング JAL

チェックインカウンターで抗ウイルス・抗菌コーティング剤を噴霧するスタッフ

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、安心して空港を利用してもらおうと、日本航空(JAL)は3日、花巻市東宮野目のいわて花巻空港で、自社カウンターやチェックイン機器などの抗ウイルス・抗菌コーティングを行った。

 抗ウイルス・抗菌コーティングは、利用客に旅の安全・安心を提供する取り組みで、2020年11月に羽田空港で始まり、大規模空港から順次実施している。抗菌製品技術協議会(SIAA)が抗ウイルス・抗菌性能、安全性を認めたコーティング剤をコンプレッサーを使って対象物に噴霧。一度の噴霧でウイルスを不活性化する効果が3~5年続くという。

 いわて花巻空港では、講習を受けたグループ会社のスタッフ2人が、チェックインカウンターや出発ゲート、保安検査場、到着ロビーなどで作業を行った。

 チェックインカウンターとその周辺では、自動チェックイン機や飛沫(ひまつ)防止用のアクリルパーテーション、車椅子、ベビーカー、手荷物カートなどを含めて、利用客が直接手を触れる場所を中心にコーティングした。

 同岩手営業所の奧野俊介営業所長は「全国的に感染が減らない中で飛行機を使った旅行は考えにくい状況だが、この作業を実施することで岩手の皆さんが利用しやすくなれば」と話していた。

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