北上・西和賀

地域の“いいね”発信 市民ライター10人委嘱 北上市

髙橋市長(中央)から市民ライターに委嘱された4人(左から森屋さん、三宅さん、千葉さん、赤平さん)

 北上市は11日、市民の目線で地域のさまざまな魅力を広く発信する「市民ライター」10人を委嘱した。市民ライターは今後、市広報や市運営の都市ブランドサイト「きたかみリズム」などを通して“北上のいいね”を市内外に発信していく。

 同日は市役所で委嘱状交付式が行われ、出席した赤平恵里さん、千葉宏治さん、三宅優子さん、森屋房枝さんの市民ライター4人に委嘱状が交付されたほか、取材時などに使う身分証が配布された。

 髙橋敏彦市長はあいさつで「北上市にはたくさんの地域資源がある。各年代の市民ライターの視点で、北上市ならではの魅力あるライフスタイルを見つけ、素晴らしい情報発信をしていただきたい」と期待を語り、出席した市民ライターを代表して三宅さんに委嘱状を手渡した。

 ライター制度を始めた2020年度は2人が委嘱されたが、21年度は応募があった13人の中から年齢層などを考慮して10人を委嘱した。

 年代は10代2人、20代1人、30代4人、40代2人、50代1人で、このうち男性は2人。任期は22年3月31日まで。

 交付式後にはオリエンテーションが行われ、市企画部都市プロモーション課の職員が活動内容や取材、撮影上の注意、文章作成のポイントなどを説明した。

 自らも、写真動画共有アプリ「インスタグラム」で日常生活の出来事を発信しているという赤平さんは「みんながまだ知らない良いところが北上にはいっぱいある。2児の母親なので子供や教育に関する話題も発信していきたい」と語った。

 また、三宅さんは「岩手が好きで3年前に移住してきた。郷土史や史跡などに興味があるので取り上げていきたい」と意気込んでいた。

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