一関・平泉

本県梅雨入り 平年より4日遅く

雨つゆにぬれ、色鮮やかさを増したアジサイ=19日、一関市舞川のみちのくあじさい園

 仙台管区気象台は19日、東北地方が梅雨入りしたとみられると発表した。本県を含む東北北部の梅雨入りは平年より4日遅く、昨年より6日早い。

 19日の一関地方は日本海にある低気圧が東へ進んだ影響で午前を中心に曇りがちとなり、午後からは雨模様。最高気温は一関で22・1度、千厩では21・7度(盛岡地方気象台調べ)と5月下旬並みまでしか上がらず肌寒い一日となった。

 一関市舞川のみちのくあじさい園(伊藤達朗園主)では、日本一とも称される400種、4万株のアジサイが咲き始め、スギ木立に囲まれた園内ではガク咲きのヤマアジサイ「クロヒメ」が雨つゆにぬれ、色鮮やかさを一層増している。

 同園では、アメリカシャクナゲとも呼ばれるカルミアの見頃に合わせて20日まで開園中。21日からの一時休園を経て26日から7月25日までの期間で再開し、アジサイを公開する。

 同地方気象台によると、20日の県内は低気圧や湿った空気の影響ではじめのうち雨の降る所が多いが、次第に曇りや晴れとなる見込み。

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