県内外

特産品豊富にそろえ らら・いわて盛岡店 移転オープン 

盛岡市内丸の新店舗に移転した「らら・いわて盛岡店」。県産品を豊富に取りそろえている

 県など出資の第三セクター岩手県産(矢巾町、岩間隆社長)が運営する特産品プラザ「らら・いわて盛岡店」は20日、盛岡市内丸にリニューアルオープンした。同市菜園の県農林会館内から、官公庁が立ち並ぶ新店舗に移転。商品のバリエーションも増やし、新たな客層を取り込みながら、引き続き県産品の魅力を発信していく。

 らら・いわては、1999年に現在の同会館1階に開店。県内各地の銘菓や地酒、畜産加工品、工芸品などを販売してきた。

 新店舗は「旧かわとく壱番館内丸店」があった県水産会館1階にオープン。店舗面積は約330平方メートルで旧店舗よりもやや縮小したものの、旬の食材を使った弁当コーナーや、福祉事業所の商品を紹介する県社会福祉協議会のスペースなどを新設し、農家からの新鮮な野菜を売り出す産直コーナーも充実させた。「前沢牛オガタ」(奥州市)のひき肉アソートや、工藤菓子店(西和賀町)の「わらびまんじゅう檸檬」、「岩泉ヨーグルトデザートゼリー」(岩泉町)などの新商品も含め、1900品ほどを取り扱っている。

 オープンから22日まで、記念フェアを開催。紅白大福プレゼント(各日150セット限定)のほか、岩手県産の人気商品「サヴァ缶」などの特価セールを行う。営業時間は午前10時~午後6時。第2、第4日曜は定休日だが、8月までは休まず営業する。

 菊池奈津実店長は「新たな客層を取り入れながら、より多くの人に県産品を手に取ってもらえるようPRしていきたい」と話していた。

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