花巻農高が最優秀賞 10月、全国大会出場 平板測量競技会
県学校農業クラブ連盟大会平板測量競技会(同連盟主催)は22日、花巻市葛の花巻農業高校で開かれた。花巻農高、盛岡農高から合わせて3チームが出場して日ごろの学習成果を発揮した結果、花巻農高チームが3年連続となる最優秀賞を受賞。全国大会出場を決めた。
平板測量は3人一組でチームを組み、図紙や巻尺といった専門器具を用いて測量技術を競う。
第1次作業は導線測量、第2次作業はオフセット測量、第3次作業は面積計算が行われた。
制限時間は第1次作業が25分、第2次作業が10分、第3次作業が7分で、減点方式で順位を争った。花巻農高の生徒がサポートスタッフを務めた。
花巻農高チームは環境科学科3年の菊池道聖さん、菊池優さん、高橋悠希さんがエントリーした。
道聖さんは平板測器を扱う「器械士」、優さんは器械士と協力して三脚を支え、求心を調整する「求心マン」、高橋さんはポールを立てて器械士に合わせる「ポールマン」を担当。各作業で高い精度を披露した。
全国大会は10月に兵庫県で開催。花巻農高チームは全国大会のほか、優秀賞を受賞した盛岡農高Bチームと共に、8月に宮城県で開かれる東北大会にも出場する。