一関・平泉

64歳以下 来月12日から 集団会場、平泉町民も 一関市ワクチン接種

 一関市は23日、64歳以下の新型コロナウイルスのワクチン接種について7月12日から行うと発表した。国が示す接種順位に加えて市独自の接種順位を定めるほか、接種が円滑に進むよう年齢を区切って行う。65歳以上の高齢者接種では市民に限定していた集団接種会場(市総合体育館)については、平泉町との共同接種会場とし、64歳以下の町民も利用できるようにする。定例会見で発表した勝部修市長は「年齢を区切って段階的に接種を進め、11月末の終了を目標に取り組んでいきたい」と語った。

 市では、7月末の終了を目標とする65歳以上の高齢者接種の状況を踏まえ、12~64歳の接種計画を検討。円滑に接種が進むよう体制拡充を図ったほか、接種券の発送と予約開始日を年齢別で3段階に区切って対応する。

 優先接種者は、国が定める▽基礎疾患がある人▽高齢者施設等従事者―に加え、市独自に▽居宅サービス事業所・訪問系サービス事業所等従事者▽保育施設等従事者(保育所、幼稚園、こども園、特別支援学校)―と定めた。

 12~64歳の対象者数は、市民(今年4月1日時点)が6万2173人、町民(今月16日時点)が3807人となっている。

 接種券の発送については、50~64歳が来月上旬、30~49歳が来月中旬、18~29歳が来月下旬。12~17歳については、ファイザー社製ワクチンの供給量などを踏まえて対応するため、現時点で未定としている。

 予約開始日は、基礎疾患がある人を優先して受け付けるため、50~64歳が来月12日、30~49歳が同26日、18~29歳が8月6日。基礎疾患がない人は50~64歳が来月18日、30~49歳が同30日、18~29歳が8月10日となる。

 予約方法については、インターネット予約を推奨し、予約枠を十分に用意して長い期間で対応。集団接種はネットとコールセンター、個別接種(市内51医療機関)は各医療機関への電話、ネット、コールセンターのいずれかで受け付ける。

 希望者には、接種券と一緒に発送する申し込みはがきに必要事項を記入して返信すれば、市が接種場所と接種日時を指定し、はがきで本人に連絡することも行う。

 接種会場については、集団接種を中心とし、基礎疾患がある人らがかかりつけ医で接種できる個別接種を併用する。可能な限り早く接種を進めるため、市内の東西両地区で対応している夜間救急当番医の体制を一部変更。西地区の夜間救急当番医を来月5日から一時休止し、その医療スタッフを平日夜間(祝日を除く午後6時30分~8時30分)の集団接種に振り向ける。

 定例会見に同席した市医師会の寺崎公二会長は「夜間救急当番も大事な住民サービスの一つだが、コロナ禍で救急受診する患者数はかなり減ってきている。市民に不便をお掛けすることになるが、今般の医療状況を鑑み、予防接種事業をスピードアップして進めていくという趣旨にご理解、ご協力をお願いしたい」と話した。

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