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学院は大船渡と初戦 来月7日開幕 組み合わせ決まる 夏の高校野球岩手大会

68校61チームの対戦カードが決まった第103回全国高校野球選手権岩手大会の組み合わせ抽選会

 第103回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会は24日、盛岡市の都南文化会館で開かれ、68校61チームの対戦カードが決まった。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止し代替大会としたため、夏の県大会は2年ぶり。7月7日に開幕し、21日まで熱戦を繰り広げる。

 抽選会では春県優勝の第1シード花巻東、準優勝の盛岡大附、3位の久慈と花巻南など8校に続き、各チームがくじを引いた。

 昨秋の東北大会で4強入りし、春夏制覇を狙う花巻東は、初戦で高田と盛岡誠桜の勝者とぶつかる。昨夏の代替大会を制した一関学院は、大船渡と対戦。第2シードの盛岡大附は、花巻北と盛岡工の勝者と顔を合わせる。

 盛岡三と初戦が決まった専大北上の髙橋麗温主将(3年)は「守備を強化しながら、チーム一丸となって練習に励んでいる。どこが相手でも一戦一戦を着実に勝ち抜き、優勝を目指したい」と意気込んだ。

 選手宣誓に選ばれた一関二の佐々木丞央主将(3年)は「代表に決まって緊張している。コロナ禍で大変な時期なので、高校野球を通じて元気を与えられるような言葉をチームで考えたい」と語った。

 大会は県営、花巻、しんきん森山スタジアム(金ケ崎町)の3球場で実施。7日の開会式は、参加者を行進選手と3年生の控え部員に制限する。順調に日程を消化すれば、21日に決勝が行われる。

 

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