台湾産パイン味どうぞ ジェラート発売 夢コーポレーション【花巻】
介護や教育、建設、農業など幅広く事業を展開する花巻市高木の「夢コーポレーション」が運営するジェラート販売のキッチンカー「夢ジェラート道の駅はなまき西南店」(同市轟木)は1日、新たに台湾産パイナップルを使ったジェラートの提供を始めた。
東日本大震災後から台湾と交流のある髙橋政紀代表取締役(47)は、中国による台湾産パイナップル禁輸の報道を受けて、震災支援への恩返しも含めて何か役に立てないかと考えていた。
ちょうど4月にキッチンカーを運行開始したことから、台湾パイン味を開発して応援しようと決意。6月から何度も試作を行い、販売にこぎ着けた。
ジェラートをベースに、パイナップルのジュースとゴロッとした果肉を混ぜ合わせた。酸味は少なく、さっぱりとした味わいで、パイナップル本来の甘みを生かした。
髙橋代表取締役は「台湾は震災の時に多大な支援をしてくれた。台湾の状況を知ってもらう意味でも思いを持って味わっていただければ」と話し、店に立つ妻の志津恵さん(47)も「シャーベットに近いジェラートで、すっきりと仕上がっている。暑くなるこれからの時期にぴったり。ぜひ食べてほしい」と勧める。
税込み400円。営業時間は平日が正午~午後5時、土日・祝日が午前10時~午後5時。7月は月曜休み。