北上・西和賀

全国舞台健闘誓う 菅原・鈴木ペア出場へ 小学生ソフトテニス選手権【北上】

全日本大会出場へ決意を示す菅原さん(右)と鈴木さん

 北上市の北上ジュニアソフトテニススポーツ少年団に所属する菅原愛未さん(黒沢尻北小学校6年)・鈴木沙奈さん(黒沢尻東小学校6年)のペアは、5月に一関市で開かれた第38回全日本小学生ソフトテニス選手権大会県予選で3位入賞し、全日本大会(8月5~8日、千葉県白子町)に出場する。初めてとなる全国の舞台に向け、2人は健闘を誓っている。

 県予選は5月5日に一関運動公園テニスコートで行われ、2人は1次、2次リーグをともに2戦全勝で突破。準決勝では優勝した洋野町のペアに敗れたものの、3位決定戦は陸前高田市のペアに4―0で快勝。個人戦に加え、団体戦でもオール岩手の一員として出場が決まった。

 2人がペアを組んだのは4年生から。ともにストローク力があり、試合では「ダブル後衛」として抜群のコンビネーションを発揮する。互いに気が合う友人同士で、悪い点も指摘しながら励まし合うチームワークが持ち味だ。

 4年生最後の2020年3月には全国小学生大会に出場予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、2人にとって今回が初の全国となる。

 菅原さんは「優勝チームに負けたのは悔しいけれど、全国に行くことができてうれしい」、鈴木さんも「4年生の時に行けなかったので、6年生の最後に出場できて良かった」と素直に喜びを語る。

 2人は7日、同スポ少の髙橋等代表指導者や母親と共に市役所を訪れ、髙橋敏彦市長に全日本大会出場を報告した。

 目標は個人戦が予選リーグ突破、団体戦は一つでも多く勝ち進むこと。「コースを狙って一生懸命プレーしたい。一つ一つの試合で勝てるよう全力で頑張る」(菅原さん)、「相手の弱いところに打ちたい。個人戦はしっかり自分たちのプレーをして、団体戦は協力し合って頑張りたい」(鈴木さん)と力強く決意を語った。

 髙橋市長は「出場おめでとう。(県予選)3位で少し悔しさもあると思うけれど、全国でも十分戦えると思う。自信を持って自分の力を発揮してきてほしい」と激励した。

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