奥州・金ケ崎

ぴかぴかトーチに笑顔 聖火ランナー2人と交流 暁学園【奥州】

本県での五輪聖火リレーで使われたトーチに触れる暁学園の園児

 奥州市江刺愛宕字朴ノ木の保育園「暁学園」(有馬暁山園長、園児94人)で13日、本県の東京五輪の聖火ランナーと、園児の交流が行われた。トーチを掲げた走者2人と園児が一緒に走ったり、記念撮影をしたりして五輪の雰囲気に触れた。

 同園を訪れたのは、県内聖火リレーのうち、6月18日に遠野市での10人目の走者を務めた道又由実子さん(52)=奥州市江刺=と、同17日に宮古市で12人目に走った猪又智さん(50)=盛岡市=。実際に使用したトーチを通じた交流に取り組んでおり、園児に五輪の日本開催を実感し、思い出を育んでもらおうという同園の希望を受け来園した。

 交流には3~5歳児のうち49人が参加。園児たちは日の丸を手描きした小旗を振り、リレー当日の服装で登場した2人を出迎えた。道又さんは「当日はとても楽しく走れた。みんなにその元気を伝えたい」、猪又さんも「聖火リレーで元気になってほしい。一緒に走ろう」と園児に呼び掛けた。

 園児たちは園庭など屋外を2人と一緒に走ってリレーの様子を再現。聖火台をイメージしたオブジェの前での記念撮影では、ぴかぴかのトーチにも触れた。菅村瀬央ちゃん(6)は「写真を撮れて楽しい。触ってみたトーチは硬かった。テレビでオリンピックを見てみたい」と話していた。

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