県内外

デルタ株 県内3人初確認

 県は15日、新型コロナウイルスでインド由来のデルタ株の可能性がある患者4人のゲノム解析をした結果、3人から県内で初めてデルタ株が確認されたと発表した。

 デルタ株は、アルファ株(英国型)と比べて1・5倍感染力が高いとされている。

 デルタ株の可能性がある変異株「L452R」のスクリーニング検査で、陽性となった5月3日~7月6日公表分4人の検体を解析し、1人は解析不能だった。県内ではこれまでの検査の結果、今回の4人を除いた14人にデルタ株の疑いがあるとされている。

 デルタ株の県内初確認を受け、県保健福祉部の工藤啓一郎理事心得は「一つ一つの感染対策のレベルを上げていく必要がる」と注意を呼び掛けている。

新型コロナ 新規感染6人

 県は15日、新たに10歳未満~70代の男女6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。重症者はいない。県内の患者累計は1826人となった。

 内訳は北上市3人、中部保健所管内2人、一関保健所管内1人。このうち、北上市の2人は飲食店クラスター(感染者集団)関連で、計27人となった。

きょうから再開 臨時休業の市立小学校・一関

 一関市教委は15日、20代女性教職員の新型コロナウイルス感染確認に伴い臨時休業していた市立小学校について、16日から再開すると発表した。濃厚接触者と接触者のPCR検査を実施した結果、全員が不検出だった。

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