南部風鈴で活躍後押し 大谷選手・新規応援活動募集 アイ・ベストが最優秀賞【奥州】
奥州市内の有志で組織する「大谷翔平選手ふるさと応援団」(会長・小沢昌記市長)が、応援事業の盛り上げを図ろうと募集した「新規応援活動」の表彰式は19日、同市水沢の市役所で行われ、最優秀賞に当たる「ニューサポートプランナー賞2021」に輝いた小売業アイ・ベスト(石川英行社長、同市水沢)に賞状と記念品が贈られた。
新規応援活動は3~4月に募集。市内外のサポーター企業や個人などから26件の応募があり、書類審査、応援団関係者による審査で最優秀賞1点、優秀賞2点、優良賞2点を決めた。
ニューサポートプランナー賞2021は、同社女性スタッフが中心となって考えた「とどけ、ふるさとの風」。JR水沢駅などに設置される夏の風物詩の南部風鈴を活用。大谷選手を応援するメッセージなどを書いた短冊を取り付ける内容で、さらに背番号にちなみ、17日には駅利用者にオリジナルの扇子かうちわといった応援グッズを配布する。
中心メンバーの石川智深さんは「風鈴と一緒にアピールすることで多くの人に知ってもらい、大谷選手と奥州市のファンになってもらいたい」と話した。
賞状と記念のレプリカユニホームを手渡した小沢市長は「良いアイデアをもらった。できるだけ早く実行に結び付けたい」と実現に前向きな姿勢を示す。
寄せられたアイデアは、市のホームページやインターネット交流サイト(SNS)、広報などで紹介するという。最優秀賞を除く入賞アイデアは次の通り。
▽優秀賞=「地元(足元)から応援! デザインマンホールプロジェクト」(前沢・県南設備工業)、「集まれ! 未来の大谷選手! ビッグフライコンテスト~夢を乗せて 飛んでいけ!~」(水沢・横山愛子さん)▽優良賞=「みんなで応援! エコバッグプロジェクト」(前沢・県南設備工業)、「聖地巡礼スタンプラリー 大谷翔平のルーツを追え!」(水沢・横山愛子さん)