北上・西和賀

全国上位へ意気込み 鬼剣舞、新体操両部 北上翔南高

髙橋市長(右)に全国舞台に向けた意気込みを語った北上翔南高鬼剣舞部、新体操部の代表ら

 全国大会に出場する県立北上翔南高校(寒河江和広校長、生徒555人)の鬼剣舞部と新体操部の代表が19日、北上市役所に髙橋敏彦市長を表敬訪問し、大舞台への意気込みを語った。

 鬼剣舞部は2020年10月8日に同市で開催された第43回県高校総合文化祭郷土芸能発表会で3年連続の最優秀賞を獲得し、第45回全国高校総合文化祭(8月5日、和歌山市)に出場する。

 新体操部は5月30日に盛岡市で開かれた第73回県高校総合体育大会で8大会ぶり4度目の女子団体優勝を飾ったほか、高橋祈里さん(2年)が女子個人総合を制し、全国高校総合体育大会(8月21、22日、新潟市)への出場を決めた。

 19日は鬼剣舞部の齋藤心愛部長、小山内凜主将、新体操部の村田沙弥部長(いずれも3年)、高橋さんらが訪れ、決意表明した。

 齋藤部長は上位2校に与えられる優秀校東京公演(国立劇場)出演に意欲を示した上で「どう演舞をしたら見る人に響くかを考え、精いっぱい頑張ってくる」、小山内主将は「悔いの残らないよう練習をやり切り、楽しんで演舞する。鬼剣舞の魅力の躍動感をみんなで表現したい」と語った。

 村田部長は「つま先を伸ばすこと、足を閉じることなどを意識して演技したい。インターハイ20位以内を目指し、動きがそろうように練習する」、高橋さんは「演技の質、表現力を上げ、先生方や保護者、先輩など支えてくれる人たちに演技で感謝の気持ちを伝えたい」と思いを込めた。

 髙橋市長は「鬼剣舞部は3年連続で、前には日本一にもなっているので期待しているし、新体操部も実績があるのでぜひ頑張ってもらいたい。優勝するという思いが強いところが、良い成績を残す。意気込みをしっかり持って頑張ってきてほしい」と激励した。

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