奥州・金ケ崎

38年ぶり4強 ナインたたえ 水沢工・高校野球準決勝PV【奥州】

パブリックビューイングで野球部の活躍に拍手を送る水沢工高の生徒

 県立水沢工業高校(日當仁己校長、生徒411人)は21日、盛岡市の県営球場で行われている第103回全国高校野球選手権岩手大会の全校パブリックビューイング(PV)を奥州市水沢の同校で行った。38年ぶりに4強入りし花巻東との準決勝に臨んだ硬式野球部を応援。0―2で敗れ決勝進出は果たせなかったが、諦めず反撃を続けたナインに大きな拍手を送った。

 PVは、新型コロナウイルスの影響で球場で応援できないことから、学校行事として3回戦から実施。暑さと新型コロナ対策で視聴場所を分散し、テレビ中継などを通して野球部の活躍を見守った。同窓会は母校に飲料を届けて取り組みを支援した。

 試合は序盤に先制点を許し、追う展開に。会場では相手打者を打ち取るたびに拍手が沸き起こった。2点を追う九回最後の攻撃では意地の連打が生まれ、思わず次打者の名前を口に出す生徒も。逆転はならなかったが、菊地大夢さん(2年)は「ベスト4というだけでもすごいが、花巻東を相手に2失点に抑えていた」と健闘をたたえていた。

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