花巻

夏の夜 夢の中へ 童話村でライトアップ【花巻】

宮沢賢治童話村の芝生広場。賢治作品の世界を幻想的に演出するライトアップ

 花巻市高松の宮沢賢治童話村で、光で賢治の作品世界を演出する「童話の森ライトアップ2021」が始まった。偏光フィルターを用いたオブジェが夜の森に虹色の光を放ち、幻想的な空間をつくり出している。10月17日まで原則として土日・祝日に点灯する。

 今年は芝生広場、ログハウス、小川の三つのエリアに新たな演出がお目見え。芝生広場では、ライトアップのシンボル的な存在となっている高さ4メートルの「どんぐりオブジェ」の周辺に、12体のミニどんぐりオブジェがちりばめられ、一帯を一層華やかに引き立てる。小川沿いには、市内小学生50人が絵付けしたアクリル板を5枚ずつ組み合わせた五角錐のオブジェ10体が出現。ログハウス裏の林にはミラーボールが設置され、日が沈むにつれて際立つ無数の光の粒が会場全体を彩る。

 初日の17日は開場と同時に家族連れらが訪れ、どんぐりを模したオブジェの周辺では写真を撮ったり、ゆったりと見入ったりしてファンタジーの世界に浸っていた。

 ライトアップは、市と民間8団体で組織する賢治フェスティバル実行委員会が主催。お盆期間(8月10~13日)、大型観光企画・東北デスティネーションキャンペーンの特別企画期間(8月27日~9月21日)は毎日点灯する。点灯時間は日没から午後9時(最終入場は8時30分)まで。

 新型コロナウイルス感染対策のため、入場時には検温とマスク着用、連絡先の記入に協力を求めるほか、混雑時は入場制限する場合がある。同実行委事務局長で市賢治まちづくり課の藤井保宏課長は「コロナで制約もあるが、夏の夜のひとときを楽しんでほしい」と話している。

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