ミニトマト鈴なり 小野寺さん方 一関・真柴
一関市真柴字中田の小野寺昭一さん(70)方の庭にミニトマトが例年にないほど鈴なりに実り、家人らを驚かせている。
小野寺さん方では、南向きの正面玄関前の庭で毎年ミニトマトを栽培し続けている。今年は茎から伸びた長さ40センチの1本の枝が房状に枝分かれし、3~4センチの実が60個連なった。
昭一さんによると、ミニトマトは6月初めにホームセンターで苗を購入して庭に植え付け、同月半ばごろから小さい実を付け始めた。土を耕す時に肥料を加えたくらいで、特に世話はしていないという。
昭一さんは「ミニトマトの栽培は始めて30年弱になるが、こんな不思議な実の付き方は初めて」と話す。妻の良子さん(70)も「まるで縄のれんみたい」と目を丸くする。
小野寺さん方を訪れる知人らも「こんなの見たことない」と皆一様に驚いているといい、昭一さんは「珍しいのでしばらくこうして眺めておこうかな」と笑顔を見せている。