北上・西和賀

児童協力 紙コップ重ね 巨大アートに挑戦 機械鉄工業組【北上】

オリンピックを盛り上げようと、紙コップを慎重に積み上げる児童ら

 北上機械鉄工業協同組合主催の「東京五輪・パラリンピック!紙コップで盛り上げよう」は21日、北上市藤沢のハートパルきたかみで開かれた。参加した児童は製作を通して、目標に向け協力し合う大切さを感じた。

 約3500個の紙コップを積み上げて「TOKYO」「2020」の文字と五輪マークを浮かび上がらせようというもので、和賀東学童保育所の小学4~6年生21人が挑戦。講師の小原隆規さん(同市北鬼柳)が事前に図案作成や白い紙コップへの色付けなどを行った。

 児童は3班に分かれ、それぞれの設計図を元に紙コップを1個1個丁寧に積んでいった。監督役の児童が真横からチェックして「コップが曲がり始めている」「揺れているから修正して」などと指示を出しながら慎重に作業を進めた。

 紙コップが7段目を超えたあたりから崩れ落ちる班が続出した。

 「あーっ」と悲鳴が上がるものの、児童たちは非難することなく、「ドンマイ!」「大丈夫、大丈夫」「さあ、やり直そう」などと励まし合いながら懸命に積み直していた。

 最終的には制限時間などもあって長さ約15メートル、高さ1・52メートルの巨大アート完成とはならなかったものの、子供たちは「面白かった」「一生懸命頑張った」と、汗だくになりながらも充実した表情を浮かべた。

 小原さんは「(完成せず)悔しい思いをしたかもしれないが、できなかったことも学びになり、思い出として残るのでは」と、子供たちの頑張りをたたえた。

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