北上・西和賀

全国で記録更新誓う 松村選手(黒東小6年)出場 小学生陸上交流大会【北上】

全国大会で自己ベスト更新を誓う松村選手

 北上市立黒沢尻東小学校6年の松村永吉選手(11)は、“日清食品カップ”第37回全国小学生陸上競技交流大会(9月18、19日、横浜市・日産スタジアム)の男子共通コンバインドA(80メートル障害、走り高跳び)に出場する。自己ベスト更新と入賞を目標に掲げ、初となる全国の舞台に挑む。

 松村選手は7月11日に北上市の北上陸上競技場で開かれた県大会で、80メートル障害は14秒31、走り高跳びは1メートル33を記録。ともに1位の「完全優勝」で、自己ベストをマークした。

 特に、80メートル障害は自己記録を大幅に更新。毎日ストレッチを欠かさず体の柔軟性を高め、当日も「調子も良く、(競技場も)走りやすかった。全国は目標だったので満足」と充実した表情を見せた。バレーボールスポーツ少年団にも所属し「二刀流」をこなす中で、跳躍力アップにもつながったとみられる。

 松村選手は26日、大沼英生校長と共に市役所を訪れ、髙橋敏彦市長と平野憲教育長に「全国でも自己ベストを更新できるよう頑張る」と力強く抱負。「しっかりとストレッチやフォーム固めをしたい」とし、80メートル障害は12秒台、走り高跳びは1メートル40を目標に掲げた。

 髙橋市長は「(県大会は)どちらもトップで大変頼もしい。暑さに負けずに調整し、全国大会で自己ベストをさらに更新してほしい」と激励し、平野教育長も「素晴らしい成績。全国大会でも実力を発揮してほしい」と期待した。

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