一関・平泉

商品化、販売に挑戦 児童20人が会社設立 ジュニエコ開校・一関

ドリームセミナーで会社の基礎知識などについて学ぶ参加者

 一関市内の小学5、6年生が模擬会社を経営する「ジュニア・エコノミー・カレッジ(ジュニエコ)inいちのせき」(一関商工会議所青年部主催、岩手日日新聞社など後援)は1日、始まった。初回は入校式などが同市花泉町の花夢パルで行われ、会社の仕組みなどについて学んだ。新型コロナウイルス感染防止対策を図りながら、自分たちで販売する商品を考え、10月に実演販売にも挑戦する予定で、会社経営、商売の世界に触れる。

 ジュニエコは、子供たち5人で模擬会社をつくり、計画から仕入れ、製造、販売、決算、納税の一連の商業活動を体験するプログラムで、同商議所青年部が2016年から実施している。20年は7チーム36人が参加し、自分たちで仕入れた地元の菓子やオリジナルのアクセサリーなどをいちのせき商業まつり「福の市」で販売、いずれも完売に至った。

 今回は新型コロナの感染防止の観点から参加者を絞り、4チーム20人が参加。入校式後に行われたドリームセミナーでは、スタッフが株式会社の基礎知識を説明するとともに、児童たちが会社名や社長などの役職を決めた。村上拓光君(千厩小6年)は「みんなで協力して楽しい思い出ができると思って参加した。スイーツや食べ物などを売っていきたい」と意欲を語っていた。

 同青年部の千葉英司ジュニエコ委員長は「自分たちで考え、自分たちで行動するという自分力を磨きながら、チーム内で協力して良いお店を作ってもらいたい」と願っていた。

 各チームは株主役の保護者から出資してもらう資本金1万円と、銀行役の商議所青年部からの借入金1万円の計2万円の範囲内で仕入れの計画を立てる。8月15日と9月12、26日のセミナーを通じて企画を練った上で資金を基に仕入れ、商品化を進め、10月24日に同市大町で開かれる福の市で実際に販売する。新型コロナの影響で福の市が開催されない場合には代替イベントを検討する。最終日の11月7日には決算発表を行い、内容が優れたチームを表彰する。

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