北上・西和賀

冬季五輪出場へ団結 クロカン・田中ゆかり選手 応援する会発足 西和賀、北上関係者ら

クロスカントリースキーについて説明する田中選手

 2022年北京冬季五輪出場を目指す西和賀町のクロスカントリースキーヤー田中ゆかり選手(25)=West Wakka Athlete Club=を応援する会が発足した。支援者や地元行政関係者が五輪切符獲得を後押ししようと一致団結し、田中選手は北京やその先の五輪を見据えて「日本人初のメダル獲得を実現する。うれし涙に一滴の後悔の念も混じらぬよう、全てをささげる覚悟。地域の元気と未来のために力添えをお願いしたい」と決意を示した。

 田中選手は沢内中学校から北海道・旭川大高へと進み、スキーの全国中学校大会3キロフリーや全国高校大会の5キロクラシカル、5キロフリーで優勝するなど輝かしい実績を持つ。今年3月には第99回天皇杯全日本選手権大会10キロフリーを制し、全日本スキー連盟の国内強化指定選手に選ばれた。

 2日にはスポンサー企業や個人サポーター、北上、西和賀両市町関係者ら約60人が同市稲瀬町の「The Campus トロイカの森」に集結し、田中選手の飛躍を願い結束。今後は田中選手のシーズン前の決意表明、シーズン後の戦績報告の場を設けるなど支援活動を展開していく予定だ。

 田中選手は、クロスカントリースキー競技や五輪の選手選考、夏場のトレーニングなどについて説明し、「これまでに日本人のメダリストは出ていないし、岩手県から出場した選手もいない。自分は日本ランキングで7位だが、2位以下は僅差で、(出場の)可能性は上がっている」「これからは国内で合宿し、11月下旬にシーズンインして代表選考会に備える。あと5カ月で4年間やってきたことの答えが出る」などと語った。

 同会発起人で近藤設備(西和賀町)の近藤正彦代表取締役は「今後も応援する会を企画し、北上、西和賀から盛り上げていきたい」、同じくトヨタL&F岩手(矢巾町)の高橋一仁代表取締役社長は「皆さんで一緒に北京五輪、その先まで彼女をサポートしていきたい」とあいさつした。

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