一関・平泉

一関の七夕飾り 吹き流し、作ったよ 大町通りに夏の風情

不織布で花を作る赤荻クラブの児童たち

 一関市の大町通りにミニ七夕が飾られ、夏の風情を醸している。一関夏まつりが中止されたことを受け、通りの商店で構成される一関銀座会が昨年に続いて企画。市内の学童クラブ、保育園など20団体の協力で約100本が寄せられ、8月末まで設置される。

 このうち、放課後児童クラブ「赤荻クラブ」では1年生が中心となって花飾りなどを製作。指導員が部品を組み立てて完成させた。リサイクル素材も生かした力作に、千葉悠翔君は「でっかくて、きれい」と笑みを浮かべた。

 一関銀座会副会長の菅原照之さん(54)は「通りがにぎやかになり、飾られたものを見に来る子供たちもいる。ミニ七夕の取り組みで広がった製作の輪を今後の夏まつりにも生かしていきたい」と話している。

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