北上・西和賀

「びっくり昆虫」一堂に 標本804点展示 北上市立博物館和賀分館

国内外のさまざまな昆虫を特集している「世界のびっくり昆虫展」

 北上市和賀町横川目の市立博物館和賀分館は、多種多様な昆虫にスポットを当てた「世界のびっくり昆虫展」を開いている。セミやトンボの最大種・最小種をはじめ、きれいな色や面白い形の個体、擬態する種類の標本を一堂に集め、奥深い昆虫の世界を紹介している。9月30日まで。

 同館では2年前から世界のカブトムシやクワガタをテーマに企画展を開いており、今回はそれに加えて「びっくり昆虫」を特集。カブトムシ37種195点、クワガタ109種360点を含め、計804点の標本を並べた。

 羽を広げると20センチ近くになる世界最大のセミ「テイオウゼミ」や体長12~17ミリと日本最小の「イワサキクサゼミ」、国内のトンボで最大の「オニヤンマ」、最小の「ハッチョウトンボ」、20センチもの長い触角を持つ「ウォーレスシロスジカミキリ」など大小のさまざまな種類のほか、ユニークな形の「バイオリンムシ」などを取り上げている。

 枝や葉、危険な生物に形を似せて食べられることを防ぐ昆虫の特集では、枯れ葉に擬態する「ムラサキシャチホコ」などを紹介。「蜂の威を借る虫たち」と銘打ち、オオスズメバチの黄色と黒の横じまに似た模様のハチやアブをまとめた標本箱も展示した。美しい色の虫に関するパネルでは、チョウの羽の色や模様を決める鱗粉(りんぷん)、工芸品などにも使われるタマムシのさや羽などについて解説している。

 同館では「クワガタ、カブトムシ以外でも面白い昆虫や見たことのない昆虫があり、大人でも楽しめると思う。自由研究などの機会にしてもらいたい」としている。開館時間は午前10時から午後4時(最終入館は3時30分)まで。観覧無料。問い合わせは同館=0197(64)1756=へ。

momottoメモ

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