一関・平泉

水の力、不思議さ体感 大東地域・学びの土曜塾 ペットボトルロケット 児童が製作に挑戦【一関】

ペットボトルロケット作りを楽しむ子供たち

 一関市大東町の6市民センターが主催する大東地域・学びの土曜塾「夏休み編」は11日、同町摺沢の大東コミュニティセンターなどで開かれた。町内の小学生30人が講話やペットボトルロケット作りを通じ、「水」の力と不思議さを体感して楽しんだ。

 学びの土曜塾は子供たちの夏休み、冬休みに合わせて実施。今夏は「水のチカラ」をテーマに、芦東山記念館学芸員の小味浩之さん(35)を講師に迎えた。

 「全集中!!水のチカラと不思議」と題した講話では、小味さんが地元の砂鉄川を例にしながら水の循環を解説したほか、その性質を説明。郷土学としては、「芦東山かるた」のルールも分かりやすく教えた。

 ペットボトルを材料にしたロケット作りにも挑戦。子供たちは小味さんや中学生ジュニアスタッフから手ほどきを受け、ペットボトルをつなげてテープで固定した本体部分に、スチロール板を三角形に切った四つの翼を付けて仕上げた。

 大東小学校1年の山口珠さん(7)は「段ボールを使ってお家を作っちゃうぐらい工作が好きだし、ロケットを作るのも楽しい。ここでは水でぬれるから外で飛ばすんだ」と熱中していた。

 大東グラウンドに移動した子供たちは、ロケットの発射も体験。水と空気圧によって空高く飛び上がる原理を実際に確かめた。

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