ソバの花 秋風に揺れ 処暑【一関】
23日は二十四節気の一つ「処暑(しょしょ)」。暦の上では暑さが和らぎ朝夕が涼しくなるにつれて、秋の穀物が実りはじめるころとされる。
22日の一関地方は、前線や気圧の谷の影響で曇り、午前中断続的に小雨が降る空模様。最高気温は一関で28・9度、千厩は28・3度(ともに盛岡地方気象台調べ)と平年並みとなった。
こうした中、一関市花泉町日形地内では、休耕地約19アールを覆うようにソバの花が満開を迎え、風にそよぐかれんな白い花が近隣住民らを楽しませている。
地域協働体「日花里の郷日形」の地域振興部会が特産品づくりなどを狙いに7月下旬に種をまいた。同部会では9月に刈り取り後、乾燥、脱穀を経て地域の人たちにも地元で採れたソバを味わってもらう考え。
同気象台によると、23日の県内は前線や気圧の谷の影響で曇りや晴れで、はじめのうち雨が降る見込み。