奥州・金ケ崎

みんなの道 ふさがないで 点字ブロック 理解促進呼び掛け【奥州】

点字ブロックへの理解を求め、チラシを配るプロジェクト関係者

 県民に点字ブロック(視覚障害者用誘導ブロック)の重要性を分かってもらおうと、点字ブロック理解促進プロジェクト(実行委主催)が12月まで県内各地で展開される。キックオフイベントが22日、奥州市水沢佐倉河のいわて生協コープアテルイで行われ、視覚障害者と支援者が店頭でチラシを配った。実行委員会の及川清孝実行委員長(69)=同市水沢姉体町=は「視覚障害者や高齢者が歩く際、とても頼りになる物。大切さを多くの人に知ってもらいたい」と語っている。

 実行委によると、自転車や物が置かれていたり、行列をつくっていたりして点字ブロックをふさぎ、ブロックを頼りに歩く視覚障害者が物や人にぶつかってけがをするケースが発生しているという。多くの県民に点字ブロックについて改めて理解してもらおうと「ふさがないで! ~点字ブロックが泣いています~」の名称でプロジェクトを展開する。

 プロジェクトでは、視覚障害者がボランティアとともに事業を実施。県内小中高校でポスターを掲示し、県内10市の大型商業施設などでチラシ配布を行う。チラシ配布は今月は同市と久慈市(29日)で、12月まで毎月2市で行う予定。

 初日のイベントは6人が参加し、同店入り口で来店者に「ご理解ご協力願います」と声を掛け、「あなたが『ふさぐ主役』にならないでください」と注意を呼び掛けるチラシを手渡した。

 及川実行委員長は「多くの人が行き交う所には点字ブロックが敷設されている。ただ保守管理ができていないのが実情。破損していると、足で感じる感覚で心配が募る。また、色の劣化などによって色が違っていて分かりにくいと、弱視や視力が弱っている高齢者が困る」と指摘。

 また「破損や色については見える人たちに協力してもらい、見つけてもらわないと分からない。みんなが安全で安心して暮らせるための物だと理解してもらいたい」と呼び掛けている。

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