県内外

新型コロナ/新規感染41人 クラスター新たに3件【岩手】

 県と盛岡市は27日、新たに10歳未満~80代の男女41人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。重症者はいない。県内の患者累計は2851人となった。

 内訳は盛岡市19人、中部保健所管内8人、北上市3人、奥州、二戸両保健所管内各2人、県外、滝沢市、遠野市、花巻市、県央、一関、大船渡各保健所管内各1人。

 クラスター(感染者集団)関連では、新たに盛岡市内の高齢者施設で公表済み1人を含め職員や入所者計5人が確認された。中部保健所管内では、学校が公表済み2人を含め計9人、スポーツ活動が公表済み4人を含め計6人が新たに発生。盛岡市内の県立学校は1人が判明し計14人となった。

 直近1週間の人口10万人当たり新規患者数は県全体16・1人、盛岡市28・7人。病床使用率は55・1%となっている。

 県は7、8月公表分の患者12人の検体をゲノム解析した結果、9人からデルタ株、3人からアルファ株が検出されたと発表。また、今月6~20日公表分の患者70人について、デルタ株の可能性がある変異株「L452R」のスクリーニング検査の結果、63人が陽性だった。民間検査では19日公表分の患者2人がいずれも陽性となった。

 北上市教委は27日、市立学校1校で新型コロナウイルスの学校クラスターが発生したと発表した。教職員と児童生徒の合わせて8人が感染。現在、当該学校の一部学級を閉鎖している。

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