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地産地消パン共同開発 東北限定販売 ローソンと盛岡農高

ローソンと盛岡農高が共同開発したパン

 大手コンビニエンスストアのローソン(東京都、竹増貞信社長)と県立盛岡農業高校の生徒は、地産地消をテーマにしたパンを共同開発した。県産ヤマブドウのジャムなどを使った「盛農メロンパン」、岩泉ヨーグルトのクリームなどが入った「盛農コッペパン」の2種類で、東北地方のローソンで限定販売している。

 コラボパンの取り組みは、地場産食材の商品販売と青少年の教育、地域活性化を目的にローソンが東北各地で展開。同校との共同開発は2017年に開始し、今年で5年目となる。

 今回は同校食品科学科の生徒10人によるアイデアを基に2種類の商品を開発した。

 盛農メロンパンは、県産小麦「銀河のちから」の小麦粉によるもっちりとした食感が特徴。甘酸っぱい県産ヤマブドウのジャムと県産牛乳入りのホイップクリームがふんだんに使われている。価格は150円(税込み)。

 盛農コッペパンも銀河のちからの小麦粉を生地に使用した。さっぱりとした味わいの岩泉ヨーグルト入りクリームと県産牛乳入りホイップクリームをたっぷり挟んでいる。価格は135円(同)。

 ローソン担当者は「岩手の皆さんになじみのある学校が地元食材を使って開発した商品。おいしく仕上がっているので、親しみを持って味わってもらいたい」とPRしている。

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